令和4年度 東小学校の研究
自ら考え,主体的に学び合う子どもの育成

~「わかる」「できる」「活かす」算数科の授業を目指して~

 
 算数科における個人差や主体的に取り組む姿勢に課題が見られるという児童の実態により,上記のような研究主題を設定し,4年計画で研修を進めていくこととした。4年次である今年度は,新たな課題解決へとつなげるための「学習したことをいかす場面」を重点に研究をすすめ,主体的に学ぶ子どもの育成を目指したいと考える。

研究仮説
1.既習事項の振り返りやどのようにして解決するのかという、見通す場面を明らかにしながら自力解決に臨むことで、課題解決に対する自分の考えをもつことができるであろう。

2.関わりを持ちながら見方や考え方を伝え合うことで、一人一人の思考を更に深めることができるであろう。

3.学習したことをいかす場として振り返りを工夫することで、次の課題解決へつなげる学習内容の定着を図ることができるであろう。

研究内容

①既習事項をいかす「見通す場面」の設定と工夫

・「見通す場面」とは,問題提示・課題提示から自力解決学習までの間の活動と捉える。
⇒既習事項の振り返り・自分はどのような方法で解決していくのかなどを短時間で交流し,具体物,図,数,式などを用いて自力解決に向かっていく。

②関わりをもち,「対話する場面」の設定と工夫

・「対話する場面」とは,自力解決した自分なりの見方や考え方を交流する場面と捉える。
⇒単なる考えの交流にとどまらず,友だちの考えから更に気づいたことや考えが深まった様子が見えてくる場面としたい。そのため,数学的な見方や考え方を培う場面と捉える。学習内容によってはペア・グループ・全体での方法を吟味する必要がある。

③「学習したことをいかす場面」の設定と工夫(今年度)

・「学習したことをいかす場面」とは,まとめをした後の定着・振り返りの場面と捉える。
⇒単なる練習問題を行う場面と捉えるのではなく,本時の学習事項をいかし演習する場としたい。本時の学習内容を全体で確認する適用問題の工夫など,意図的に設定する必要がある。また,学習内容によっては,全体・個々のゴール設定が必要な場合も出てくる。